『MGSV:TPP』ドラマ的な構成
今作は50まであるエピソード(Episode)の始まりと終わりに、キャストとスタッフのクレジットが出る。これは明らかにTVドラマの影響で(特に海外ドラマに近い)、これと合わせてエピソード31まで終えるのに40時間かかった自分の体験からすると、エピソード1つにつき1時間程度のボリュームになるようにデザインされていたのだと思う。
ストーリーのを細かく分けてミッション制にしたのは『MGSPW』からだけれど、この構成をドラマシリーズのように扱うことにしたのは上手いと思うし、各エピソード(ミッション)で達成目標があって、その上ちゃんと毎回のエピソードで全体のストーリーも進行していくというところにも、ドラマシリーズらしさを感じる。
レビューで「やめどきが見つからない」というのをよく見たけれど、それは今作がドラマ的な構成を取っているからだと思う。